1980年より、家電製品で、すでにRASTコネクタは、標準品として使用されていました。RASTはドイツ語で、グリッド接続差し込み技術（Raster-Anschluss-Stech Technik）との略語です。

RAST IDCコネクタは、簡易にPCB基板に実装できる特徴、PCB基板の省スペース配線、ロック機構のつま先によるPCB基板により安定的に接続できる高信頼性を上げられます。

また、ケーブルは、直接コネクタの端子に圧接できるため、はんだ付けなどの工程を省くこともできます。

RASTの標準仕様及び、実装コスト、工数の削減は、自動化生産に最適なコネクタになることは間違いありません。

図：RAST IDCコネクタの注目点

RAST IDCコネクタのロック機構は、PCB基板からの離脱を防ぎ、安定的に接続を保証します。絶縁変位コネクタは、ケーブルが端子と圧接したとき、導体が端子と接触し、信号が伝送します。低誘電率であり、信号の伝送効率はより向上できる優れた圧接方法です。 誤挿入防止対策として、キーリングリブを設けてあります。また、多色対応による、実装位置の間違いを防止するには、効果が期待できます。

RAST IDCコネクタは、従来の家電製品のみならず、自動車のライドユニットにも、使用されています。小型化の寸法並びに、簡易な作業によるケーブルの組立と、基板への実装などの特徴は、今後EV電気自動車にも広く採用されると予想できます。Greenconnは、金型の設計、製作から、生産までの一貫生産体制を生かして、高信頼性並びにコスト・パフォーマンスの良いコネクタを提供します。また、お客様のニーズにきめ細かく対応し、オンリーワンの仕様も提案できます。

Greenconnの2.5㎜ピッチRAST IDCコネクタは、豊富なパリエーションを用意しております。家電製品、自動車、コンピュータ、事務設備、産業設備など多岐にわたった応用に最適なソリューションを提供します。