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フローティングコネクタ
フローティングコネクタは、可動バネにより、インシュレーターを連動させる仕組みです。相手コネクタとの嵌合、PCB基板に実装が生じたズレを吸収することで、 自動化設備によく採用されています。また、高振動、高衝撃などの厳しい環境に、対応できる優れたコネクタです。
フローティングコネクタとは
フローティングコネクタにあるインシュレーターが可動することで、一定範囲内のズレを吸収でき、正しく嵌合することに導きます。 固定側と、可動側と二つのコネクタは互いに嵌合し、基板と基板との接続を可能とします。
フローティングコネクタの注目点
嵌合ズレを吸収
PCB基板実装に、生じる嵌合ズレの一定範囲内を吸収し、正しく嵌合を可能とします。
浮かぶインシュレーター
可動バネにより、浮かぶインシュレーターをX/Y/Z三方向へ可動させる仕組みです。
実装強度を向上
固定側と可動側との本体は、取付耳（PEG）が設けてあり、実装強度の向上並びにはんだ付けによるピンへの応力を抑える効果が期待できます。また、厳しい操作環境にも対応できます。
位置決めボス
位置決めボスは、PCB基板に実装する際に、実装方向の間違いを防ぎます。また、コネクタがPCB基板への装着をより堅牢に保てることです。
フローティングコネクタの使用メリット
実装ズレを吸収
PCB基板への自動実装による生じる実装ズレを、吸収できるため、自動化実装の効率及び、コスト削減に役に立ちます。
同一PCB基板に多数コネクタの使用可能
PCB基板上の実装部品数が多くなれば、累積公差が大きくなります。各構成部品の累積公差を厳しく管理することは、コスト高の要因になります。フローティングコネクタは、大きく公差がもつため、セットの設計公差、組立公差に余裕ができ、設計の自由度を高めることを可能とします。
はんだ付け箇所へのストレスを低減
可動バネは、嵌合ズレから生じる応力を吸収できるため、はんだ付け箇所へのストレスを和らけることを可能とします。
Spring portion of the terminal absorbs stress
PCB基板設計の自由度を向上
フローティングコネクタは、大きく公差がもつため、セットの設計公差、組立公差に余裕ができ、設計の自由度を高めることを可能とします。
応用先
フローティングコネクタは、高振動、高衝撃の環境に置かれる産業設備、車載ユニット、事務装置、医療装置など向けの自動実装設備に使用されています。
Greenconnのフローティングコネクタの性能
- Greenconnフローティングコネクタのラインナップ
- 独自設計開発品
- カスタム品
Greenconnは、異なったピッチと、嵌合高がバリエーションに富んでおります。また、すでに10種類以上のカスタム品を、量産にしました。より詳しい情報をご希望の場合は、弊社にお気軽にお問い合わせください。
